青少年のための 
キリスト教会の歴史 


小林泰雄著


初版 1980年10月 2版 2011年7月 B6版 278ページ 定価 1,400円

【目 次】
Ⅰ 古 代
 1 主は御自身の教会をお建てになる
 2 救い主を待つ世界(一)
 3 救い主を待つ世界(二)
 4 使徒時代の教会
 5 使徒教父、弁証家  
 6 迫 害  
 7 異端および異端と戦ったイレナエウス
 8 アレキサンドリヤのクレメンスとオリゲネス
 9 テルトゥリアヌスとキプリアヌス
 10 古カトリック教会の成立
 11 キリスト教の公認とコンスタンティヌス大帝
 12 ニカイア会議とアタナシオス
 13 キリスト論論争
 14 アウグスティヌス―その生涯と思想
Ⅱ 中 世
 15 中世キリスト教の概観、クローヴィスの改宗
 16 ヨーロッパ各地への伝道  
 17 二人の大教皇と教皇権の盛衰  
 18 修道生活  
 19 スコラ学の父アンセルムス  
 20 天使博士トマス・アクィナス  
 21 聖ベルナルドゥスと聖フランチェスコ  
 22 十字軍
 23 古代の礼拝儀式と中世の秘蹟(礼典)  
 24 反対派とドイツ神秘主義
 25 宗教改革前の改革者たち
Ⅲ 宗教改革
 26 宗教改革とマルチン・ルター
 27 マルチン・ルター(つづき)
 28 ツヴィングリ  
 29 メランヒトンとブッツァー
 30 カルヴァン (一)生涯  
 31 カルヴァン (二)業績と神学
 32 宗教改革の傍流  
 33 スコットランドの宗教改革とジョン・ノックス
 34 英国の宗教改革
 35 対抗改革
Ⅳ 近世から現在へ
 36 正統主義とドルト会議
 37 啓蒙主義、敬虔主義
 38 ウェスレー兄弟とメソジスト教会
 39 近代神学の父シュライエルマッハー
 40 近代神学のもう一つの峰リッチュル
 41 オックスフォード運動とJ・H・ニューマン
 42 アメリカの教会史 (一)  
 43 アメリカの教会史 (二)
 44 現在の神学  
 45 第二次世界大戦前後の教会運動
Ⅴ 日本の教会  
 46 キリシタンの歴史 (一)  
 47 キリシタンの歴史 (二) キリシタン大名  
 48 キリシタンの歴史 (三) キリシタンの信仰問答とキリシタン文化
 49 横浜バンドから、日本基督教会へ  
 50 熊本バンドと札幌バンド
 51 植村正久と高倉徳太郎
 52 日本の教会―昨日から明日へ
参考資料 
 ニカイア信条、カルケドン信条

【内容の紹介】
 『日曜学校』誌1975年度と1976年度の2年にわたって連載された教会史教案を、教育委員会の方針によっ て1年分に短縮して書き改めたもの。2000年間の世界のキリスト教会の歴史を概観することができます。 Ⅴでは、日本の教会の歴史が簡潔にまとめられています。中高生を対象にしていますが、今日的な課題や教会の伝道牧会的な視点もあり、教会員全員で教会史を学ぶテキストとして最適です。随所に興味深 い歴史的な資料や写真が挿入されています。


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